昨年末からマイホーム購入でバタバタしながら、今年の1月25日に引っ越しをした訳ですが、何とか2か月が経過しました。
今まではアパートだったので、2階建ての一戸建てでの生活は少し勝手が違います。
どういう違いがあるのか、また生活面での変化など、たいした事じゃありませんが忘備録として書き記しておきましょうか。
そんなお話。
今回のお話はわたしの場合ですから、人によって考え方も違いますし、参考程度に読んでくださいな。
さて、今回はアパート(賃貸)からマイホーム(所有)への引っ越しです。
変化したものとしては物理的な点と、精神的な点とあります。
なかでも一番大きいのが精神的な点でしょうか。
どういうことかと言うと、アパートの場合は自分のものではないので、貸主に依存した環境です。
確かに、賃貸では部屋に問題が発生し、それが借主側の責任でなければ、全て貸主側が解決してくれます。
でも、いずれ退去する場合には、部屋の状態にもよりますが、敷金からクリーニング代などの費用がかかります。
タバコを吸う人であれば、ヤニ汚れを気にしながらの生活。
子どもがいれば、汚れや破損といったことにも注意が必要です。
あくまでも、「借りている部屋」ということからは逃れられません。
これはわたしの場合、かなり大きな精神的負担となってました。
逆に、マイホームの場合には「自分の家」なので他人に気を使って生活する事もなく、非常に楽な状態になれます。
ここで「お隣さんの問題や、自治会問題は?」という質問が出てきそうですね。
確かに、自治会とかで色々と問題もあるようですが、実際は自治会トラブルになるケースはそれほど多くはないでしょう。
自治会費もほとんどの場合、月に数百円程度ですし、ゴミステーションの管理や、自治体のゴミ回収では補えない部分を自治会で回収をしたりするので、それを考えれば気にする金額でもありません。
お隣さん問題についてはアパートでもあり得ることですし、さらに隣だけでなく上下の部屋とのトラブルも考えられますよね?
ですから、トラブルについてはアパートでも一戸建てでも大きな違いはなく、めったに起きないことなので気にしていたらキリがありません。
それに住宅街の一戸建てに住んでみた感想としては、町内の人達はすでに高齢な方が多く、めったに会うことはないですね。
48歳のわたしでも「若い人が引っ越してきてくれて、嬉しいわ~」なんて言われるくらいですから。
実際のところ、通学路なので朝と夕方は賑やかですが、近所付き合いはほとんどありませんよ。
とにかく、家の中に関して「自分だけの問題」で済むことは、精神的な解放感で満たされます。
この1点を以て、マイホームを購入して良かったな、と思います。
次に物理的な点について。
これは大きくふたつあります。
まずは玄関周りです。
特に玄関照明は重要です。
我が家の玄関照明はセンサー式で、玄関の前に立つと自動でライトが点くやつ。
仕事から帰って、暗い玄関。
そのドアの前まで行った時に、「ポッ」と点くライト。
これ、ちょっと嬉しくないですか?
冬場なんかだと、あの優しい光が温かく感じられるほど。
家庭の温かさを象徴していると言っても過言ではありません。
次に玄関の三和土(たたき)。
この三和土が広いと、家に入った時にゆったりした気持ちでいられます。
これは玄関の構造にもよりますが、アパートの場合には玄関が狭く、足の踏み場もないというケースも。
わたしの借りていたアパートがそうでした。
靴箱も小さく、別に靴の収納箱を置いてしまうと狭くて大変です。
疲れて帰ってきた時に、玄関がそんな状況だと家の中に入っても疲れを引きずってしまいます。
玄関で「ただいま~!」と気持ちよく声をあげられるか、または「ただいま・・・」としょぼんと言うか。
それくらい大きな違いですね。
中古で購入した家ですが、狭いながらも間取りは4人家族用。
当然、玄関もそれなりに広いので嬉しい限りです。
夫婦2人なので、ちょっと広すぎるような感じもありますが、そこは「大は小を兼ねる」ということで。
続いて内部にいきましょう。
一番大きなポイントは、2階建てなので階段がある、という点。
アパートの時も2階建ての2階に住んでたので、階段の上り下りはありましたが、家の中にあると当然ながら生活動線内に階段があるわけです。
朝起きて寝室からリビングに行くのも階段。
食事後、ブログを書くために2階へ行くのも階段。
洗濯して洗濯物を干すために階段。
ちょっと出かける際に、着替えるために階段。
まぁ、階段の多いこと。
これはこれで、いい運動になるかと割り切ってますが、唯一のマイナスポイントかもしれませんね。
そうそう、階段には手すりがないので、ゆくゆくは手すりを取り付けなければなりません。
何故かというと、ついつい階段の壁に手をついてしまうんですよね。
長いスパンで考えたら、その部分は汚れてくるでしょうし、将来的なことも含めて考えたら手すりは必要になります。
さて、以上のような部分で、今までとは大きく生活感が変化しました。
そんな中で、今思うこと。
2か月が経過して、なんとなく夫婦の中で「我が家」という実感がしています。
様々な部分で自分たちの生活感が出てきました。
中古住宅ですから元は他人の家。
それが自分たちの家なんだと、しみじみと思えるようになりました。
住宅ローンは気が遠くなりますが、本当に家を買って良かった。
そんなお話でした。