最近、ようやく自治会役員としての役割が見えてきた。
自治会内においては班長という役割があって、これはほとんど回覧板の手配でしかない。
自治会長でもなければいつだって受けても大丈夫な内容です。
それよりも自治会役員には別の役割があり、そっちの方がメイン。
その役割こそが行政の経費削減のためのボランティア活動です。
行政下部組織への人的ボランティア
今まで自治会というのは住民と行政との橋渡し的な役割だと考えていましたが、これがちょっと違う。
形的には
行政~各団体~自治会~住民
といった感じで、行政に代わってボランティアで様々な事業を行っている団体が多数あります。
〇〇協議会とかね。
行政はこの各団体に対して、運営予算をつけることでボランティアとして働いてもらいます。
簡単に言えば、本来は行政が行う業務を企業に出すと人件費等がかかるので、市民団体に対してボランティアという形で依頼しているわけ。
しかし、この団体も有志が集まって運営するだけだと、その規模なんてたかが知れてる。
そこで、人的ボランティアを多数集めるために、自治体が利用されている図式かな。
役員は人身御供
自治会の役員になると、各団体への協力人員とされます。
わたしの場合、10数自治会から構成される団体で、人員は60名以上だったかな。
簡単に言ってしまうと、そういった団体への人身御供ということでしょうか。
で、まぁここまでは仕方がない話かもしれませんが、今回はその団体の理事まで務めることに。
理由は我が自治会が当番だったため。
運が悪いというか、うまく利用されたというか。
自治会役員の依頼には、そういった裏話が潜んでいますので気を付けましょう。
ボランティアがボランティアでない現状
本来、こういったことはボランティアであって、住民の善意による協力活動でなければならないと思うのです。
しかし、わたしが感じるのは、行政側がパワーハラスメント的に住民に押し付けている気がしてなりません。
「この日とこの日は絶対に参加してください!」
とかあり得ない話だと思うわけです。
どうも、こういった話は組織ありきで出来ていて、それは国もそう。
日本国ありきで、「国民は国家のために!」といった感じが嫌いです。
今回のまとめ
結局、自治会役員は暇な人には向いてます。
自治会の役員会にしても、団体理事会にしても、大体は行政から降りてきたものを読み上げたり、役割分担したりするだけで、それほど実のある内容ではありません。(中にはすごく活動的な組織もあるそうですが。)
いつも家にいることが多いのであれば、月に数回のボランティア活動も刺激になっていいでしょう。
そんな感じです。