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住宅ローン控除を受けるための確定申告体験記 その3

 

住宅ローン控除のための確定申告シリーズ、第三弾です。

いよいよ確定申告の大詰めとなる今回、書類の記入から税務署への提出までをまとめました。

書類を書く手間や注意点など、参考になれば幸いです。

また、今までの流れはコチラをお読みください。

ikkiblog.hatenablog.jp

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申告書に記入する前に

申告書についてはネットで作成しようと考えていたのですが、プリンターのインク切れを失念していたため、結局は手書きで行うことにしました。

不動産会社から頂いた手引書を参考に記入していくことになるのですが、必要書類は必ず手元に置いて進めましょう。

「あれ?源泉徴収票がない!」なんてことになると、どこまで記入していたか忘れて時間ばかり掛かってしまいますから。

それから、手書きで進めた場合、複写の書類ですから間違えるわけにはいきませんね。

実は税務署でもらった書類にも確定申告の手引きがありまして、その裏表紙が下書き用の計算書になっています。

まずは、そちらに必要事項を記入しながら控除額などの計算を進めることができますので、必ず行っておきましょう。

また、不動産会社から届いた手引書よりも詳細に書いてあるので、こちらの手引書があれば十分です。

不動産会社から届いた手引書の場合には、「申告書第二表については省略します。」みたいになって、一瞬うろたえるシーンがありましたからね。

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申告書に記入する

下書きしておいた下書きの計算書をもとに申告書に記入していきます。

途中、算数レベルの計算がありますが、そこを何とか乗り越えればゴールはもうすぐです。

我が家の場合には一戸建てのため、土地と建物の価格を算出しなければならないのですが、売買契約書の物件価格は総額で表示されているため、消費税から逆算する必要があります。

これは不動産会社から届いた手引書に詳しく載ってます。

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で、計算したところ、築19年の建物価格は何と100万円!

消費税が8万円だったので、そうなります。

購入価格のほとんどが土地代ということになりますね。

その他、控除額等の計算もありますが、手引書に書いてある通りに進めれば問題ないでしょう。

さて、途中で計算したりしながら進めた作業ですが、何だかんだで1時間半くらい掛かってしまいました。

必要書類を揃えたり、コピーしたりなども含めて考えると、準備するだけでも半日は掛かると思った方がいいかもしれません。

慣れている人なら、朝から準備してそのまま申告まで、1日で終わってしまう作業なのかもしれませんが、初めての確定申告という人は2日位の余裕を持った方が楽でしょう。

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税務署へレッツゴー!

さて、準備は整いました。

といっても、提出書類は台紙に貼って出さなければならないのですが、どれをどう貼ればいいか分からず、書類を揃えただけですけど。

まぁ、何とかなるでしょう。

午後1時半、税務署に着くと受付は2ヶ所に分かれています。

提出用受付と未記入受付。

そう、申告書未記入でも現地対応可能なんですね。

わたしは台紙の用意が終わってなかったので、未記入受付に並んでみました。

並んでる人は40人くらい。

並ぶ際に受付表、並んでる途中でチェック表を取って順番を待ちます。

順番が来ると小さなブースへ案内され、受付表に記入して待つように指示されます。

が、係員は呼ばないと来てくれませんので、近くの係員を呼んでみました。

すると、ほとんど用意が出来ているので、係員によるチェックもすぐ終わったのですが、ここで重大なミスが!

痛恨の控除額の計算ミス!

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真ん中あたりに控除額として200,000という記入例がありますが、わたしはその数字をそのまま記入してしまったのです。

控除額は一般的な場合は最大で200,000円ですが、もう一つの算出方法としてローン残高の1%までというのがあります。

ローン残高が15,000,000円であれば控除額は150,000円となり、どちらか小さい方が自身の控除額となります。

ですので、200,000円の控除を受けれるのは、ローン残高が20,000,000円以上ある方なんですね。

わたしの場合は・・・。

ということで、「控除額が違うので、この書類ではダメですね。」と言われ、提出書類だけまとめてクリアファイルに入れてもらい、パソコン入力コーナーへ誘導されました。

パソコン入力コーナーへ

パソコン入力コーナーでは、結果として最初からやり直すことになるので、申告書の事前記入は全て無駄になりました。

まぁ、パソコン入力コーナーにも係員がいるので入力は簡単。

心配無用です。

最初に「印刷カード」を渡され、それをパソコンで「ピッ!」と読み取ると入力開始です。

淡々と入力作業を進めます。

分からない点は近くの係員に聞けば、すぐ教えてくれますので安心してください。

入力が終わると係員の方に、免許証のコピーと住民票のコピーとで本人確認をしてもらい、印刷コーナーへ移動します。

印刷コーナーへ

印刷コーナーでも、最初に渡された印刷カードを、ピッ!とすれば自動印刷。

印刷された用紙を、自分用の控えと提出書類とに分け、用意してきた提出書類とともにクリアファイルに入れて提出箱に投函します。

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こんな感じで印刷された書類が出てきますので、控え分を頂いて終了です。

ここでも、係員がいるので分からなければ、何でも聞いてください。

結局、トータルの時間的には並んでいる時間を含め、1時間半程度でした。

行く時間によっては1時間くらいで終わるかもしれませんね。

確定申告を終えて

今回、申告書の記入ミスがあったために、ある意味、全てやり直した形になりました。

しかし、税務署では申告書未記入で来る人の方が多いようで、税務署の対応も手際がよく、非常に楽でした。

実際に、ブースでの作業も係員がほとんどやってくれましたし。

チェック表には土地代金・建物代金なども記入したりしますが、売買契約書のコピーを用意していれば、計算もしてくれ、記入までしてくれます。

必要な提出書類もホッチキスで留めてくれますし、ホント何から何まで至れり尽くせりという感じ。

パソコン入力においても控除額の計算などは自動で算出されますし、意味が分からない点について多少質問すれば大丈夫な程度でした。

正直な感想としては、「必要な提出書類を用意したら、そのまま税務署へGO!」です。

ちなみに印鑑もいりませんでした。

結果として事前に行っておくことは、提出する書類の全てを忘れずに用意することだけ。

ただ、パソコン入力に不慣れな方の場合には、若干難しいかもしれませんが、住宅ローン控除を受ける年代の方であれば大丈夫でしょう。


以上、「住宅ローン控除を受けるための確定申告体験記 その3」でした。