今年の健康診断(H28年5月)で脂質異常を指摘され、内科を受診したのが6月17日。
医師からは投薬治療ではなく「食生活の改善から始めましょう。」と言われ、生活改善を行ってきました。
そして今週の水曜日に、いよいよ運命の血液検査です。
と言うことで、ここ5ヶ月間の改善内容について振り返ります。
食生活改善
まず最初に取り組んだのが食生活の改善です。
といっても、もともと脂っこいものが特別好きだったわけでもないので、何かを控えるといった感じではありません。
一応、管理栄養士から指導を受けた内容を、普段の生活に取り入れるように心掛けたくらいです。
水溶性食物繊維の摂取
中でも一番重要視したのが食物繊維、特に水溶性食物繊維に着目しました。
食物繊維は消化液である胆汁酸を体外に排出する役目があり、その胆汁酸はコレステロールを原料に作られます。
要するに食物繊維をたくさん摂取することで胆汁酸が排出され、体内コレステロールの消費量がアップするであろうという考え。
特に水溶性食物繊維は腸内細菌の餌にもなることから、水溶性食物繊維の代表格でもある海藻、特に「メカブ」をたくさん食べたりしました。
結果的には、途中で食べるのを止めましたが。
理由は、
①海藻に含まれる水溶性食物繊維は人間の腸内細菌のエサにはならない。
②海藻に含まれるヨウ素は過剰摂取の期間が長いと健康リスクが生じる。
の2点です。
現在はドラッグストア等で販売されている「〇〇ファイバー」とかの食物繊維を夕食時に利用しているくらいです。
一番いいのは、たぶん毎日の納豆かもしれませんが。
ランチ焼き肉を止める
引っ越してからというもの、近所に安楽亭や焼き肉きんぐなどがあり、昼間っから焼き肉を食べる機会が増えました。
普通に月2回程度は焼き肉ランチ。
それも安い肉ですから、油もいっぱいです。
正直、今回のLDLコレステロールの異常値はこの焼き肉ランチに原因があると考えているくらいですから。
ここ最近は焼き肉そのものを控えているので、おそらく数値の改善は見られると思います。
アルコール類
アルコール類に関しては、HDLコレステロールの増加にも役立つらしいのですが、酒好きとしてはついつい飲み過ぎてしまい逆効果となってしまいます。
そのためスポーツジムに通い始めたのをきっかけに、トレーニング日は飲まないようにしています。
また、今までは500mlの缶ビールや缶チューハイを1日に2本から3本、それも毎日のように飲んでいましたが、最近は本数はそのままに350ml缶へ変更し、飲む総量を減らしました。
サントリー:DHA&EPA+セサミン
今回の一番のポイントはコレでしょう。
脂質異常の改善には魚に多く含まれる脂肪、すなわちDHAとEPAの摂取が重要です。
しかし、普段の食生活ではどうしても不足がちになりますよね。
ハンバーガーだって食べたいし、ラーメンだって食べたい。
そこで不足がちな栄養素を補う意味で、サプリメントの登場となったわけです。
このDHA&EPA+セサミンですが、飲み始めてからすでに4か月以上が経過しています。
ここまで飲み続けていれば一定の効果が期待できるはず、きっとね。
運動不足解消
脂質異常症の改善に必要なことはLDLコレステロール値を下げるだけではダメです。
実はHDLとLDLとのバランスが重要なんですね。
LDL値/HDL値で求められるLH比が1.5以下が理想的だそうです。
わたしの場合、昔からLH比が3.0以上だったこと、今回の異常値では3.8以上の数値になっていたこともあり、この改善が急務だったわけです。
そのために必要なことは分子(LDL)が下がらないなら分母(HDL)を増やせばいい、ということ。
そこでHDL値を増やすためにスポーツジムに通い始めました。
通い始めたのが8月19日ですから、約3か月が経過したわけですが筋トレを中心にしながらも有酸素運動も取り入れ、積極的に運動を行いました。
ある説によれば1週間あたり900kcal消費する程度の有酸素運動、もしくは180分以上の有酸素運動が効果的とのこと。
通勤時の早歩きを含めると1週間あたり400分近い運動を行うようにしていますので、こちらの効果も期待できますね。
振り返りまとめ
意外と頑張ったんじゃない?というのが素直な感想です。
スポーツジムに通うことはすでに習慣、というより趣味に近いものがありますし、サプリメントなど健康に気を使った食生活も日常になりました。
ここまでやって、血液検査の結果が変わらなかったとしたら、それこそ不摂生ではなく単なる病気ということでしょう。
どちらに転んでも、アラフィフという年齢を考えたら生活習慣を改め、健康的な生活を送ることは大切ですから、検査結果に一喜一憂せずにしたいものです。
以上、「脂質異常症(LDLコレステロール値)改善の成果は出るのか?水曜日に血液検査です
」でした。