今日のYahoo!ニュースで、わたしにとってタイムリーな話題がありました。
何と、40歳以上のサラリーマンは健康診断の検査主要項目において、全てが基準値内に納まっている人の割合は17%なんだとか。
さらに、血圧・脂質・血糖・肝機能のデータにおいて、どれか1項目でも問題ありの人が約半数もいるとか。
アラフィフになって健康面で色々と不安を抱えるようになってくると、こういった話題に敏感になりますよね?
今回の健康診断では、全ての項目で基準値内を目指していました。
数値改善を狙い、2か月もの断酒を実行したり。
(*健康診断の時だけじゃ意味なしだけど)
わたしの机上の空論では、全ての項目において目覚ましい改善がなされ、全て基準値内という偉業は達成されるものと考えていました。
しかし!
お伝えした通り、脂質代謝におけるLDLコレステロール値が基準値を大幅に超えるという、無残な結果を残すこととなりました。
アラフィフともなれば、残された人生は20年程度。
その間、いかに健康に、いかに快適に過ごすことが出来るかが、これからの人生のテーマと言えます。
そこで検査主要項目についての対策を考えたいと思います。
1)血圧
血圧については5年前まで高めで推移していました。
上が140程度で、下が90弱程度。
健康診断でも少し高めだと言われて、塩分控えめにするよう言われたこともあります。
しかし、実際の食生活では塩分が高目な食事を、好んで食べるようなことはありませんでした。
では、何が理由だったのでしょう。
一番の原因は「ストレス」
営業職であったことや、上司が嫌なタイプだったこと、さらに同僚の嫌なヤツが大きな顔をしていたこと。
そんな環境がストレスになっていたようです。
環境が身体に与える影響は大きく、昔パチンコ店で働いていた時には「自立神経失調症」と診断されるようなこともありました。
パチンコ店という環境が身体に良くないという見本ですね。
当時、寝汗が酷く、夜中に目を覚ますと全身がビッショリ濡れています。
布団や毛布を自分でどければいいのですが、汗をかきながら微動だにせず、布団の中は洪水のよう。
奥さんにも心配されたくらいです。
さらに、冬場になると手のひらの皮が全て剥けるという症状も。
剥けたあとは薄皮だけになるので、缶コーヒーでもホットは持てない。
しかし、パチンコ店を辞めてからは、そんな症状はピタリと止まりました。
それと同じように、営業部から店舗勤務へ異動となったことを契機に、毎年少しずつですが血圧の数値は改善され、今では上が130未満、下も80未満という数値になっています。
もちろん、塩分の取り過ぎで血圧が高めになることは正しく、減塩に取り組むことも大切です。
ただ、それでも血圧が高いのであれば、それは環境のせいかもしれないという事も忘れないようにしたいですね。
2)脂質
これは、わたしが基準値オーバーとなった項目です。
脂質に関しては、原則として食生活が原因であることが多いでしょうか。
我が家では子供がいないこともあって、外食の頻度が非常に高いのです。
外食ともなれば、美味しいものを食べたくなるのが人の道理。
ついつい、肉系を選択してしまいますよね。
これでは脂質代謝がおかしくなるのは仕方がありません。
食事に関して、今思っている事と言えば、とにかく食物繊維をたくさん摂ること。
食物繊維を摂ることで、少しでもコレステロールの消費を促すことが大切なのでは?と思っています。
コレステロールそのものは身体にとって大切なものですから、無くなっては困ります。
要は、コレステロールの体内循環の環境を、正してあげることが重要だと考えます。
・コレステロールそのものの摂取を控えるためには、食物繊維
・体内のコレステロールを消費するためには食物繊維による胆汁の排出
(胆汁はコレステロールから作られ、腸から吸収され再利用されます。)
コレステロールの摂取量を減らし、消費量を増やす。
このバランスが崩れると、脂質代謝の異常につながると考えるわけです。
そのため、最近では毎夕食にメカブと納豆を取り入れました。
この考え方が正解なら、必ず成果が出ると期待しています。
3)血糖
これは今まで基準値を超えた事がないので、何とも言えません。
血糖値に関しては、よく聞くインスリンの分泌に問題が出てくるようですね。
昔、20歳頃から体重が10㎏以上も増加すると糖尿病のリスクが高まるという話がありました。
わたしも20歳頃は身長174㎝、体重55㎏以下でしたが、今では体重65㎏と10㎏オーバー。
血糖値が高くてもおかしくありません。
そこで、この話題を管理栄養士に聞いたところ、20歳といえども身長174㎝で体重55㎏は「やせ過ぎ」と。
本来なら70㎏くらいあっても普通だから気にしないでもいいよ、と。
20歳頃から10㎏以上も太るとはどういうことか。
それは社会に出てから生活習慣が変わり、怠惰な生活を送ることで体重が増加するケースが多いから。
逆に、ボディビルとかで筋肉で体重が増加した場合などは考慮されていません。
まぁ、そんな人は少ないので、対象となった人は生活習慣が悪くて太ったと言える訳です。
それなら糖尿病のリスクが高くなるのも頷けます。
ただ、気になる点としては、過去に10㎏以上体重が増えたものの、今では改善されている人について。
体重が元に戻っているにもかかわらず、糖尿病リスクはやはり高いそうです。
ですから、今太っていなくても、過去に10㎏以上太ったことがある人は注意が必要らしいです。
わたしも、現在標準的な体重、BMI値だとしても10㎏以上太っていることには違いありません。
生活改善が必要だということですね。
近く、フィットネスジムに通う予定です。
4)肝機能
これはもう、お酒の飲み過ぎでしょう。
タバコも吸わないので、お酒くらいは、とついつい甘えてしまいます。
適量であれば、HDLコレステロールを高めてくれる効果もありますが、そんな甘いことを言っていると飲み過ぎることは明白です。
今までは「毎日」お酒を飲んでいました。
昨年までの肝機能の数値はあまり良いとは言えず、それもそのはず、前々日までは毎日飲んでいる訳ですから。
しかし、数値は正直です。
2か月の断酒を行った今年は、今までにないくらい良い数値でした。
ある程度の期間、きちんと過ごせば正しい結果が出る。
たまの暴飲暴食は仕方がありませんが、乱れた生活が続くことで様々な問題が起きるわけですね。
今後は週に2日程度を心がけ、飲み過ぎないようにしたいと思います。
生活改善・食事改善、耳にタコが出来ている人も多いでしょう。
どうしても三日坊主な人もいるでしょう。
わたしもそうです。
でも、何十年も好き放題に過ごしてきたのですから、これからの人生を正しく生きるのも、それはそれで面白いかもしれませんよ?
まずは11月の血液検査を目標に頑張ってみたいと思います。