次から次へと政治資金の不正使用問題が出てくる舛添都知事。
さすがにあれだけ出てきちゃうと、言い訳も通用しませんね。
第三者による検証とかいっても、それで“黒”となったら辞任するおつもりなんでしょうか?
そんな舛添知事について奥さんと話をしたらビックリする事態に。
今回の政治資金問題ですが、ひとつ分からないことがあるんですよね。
それは“仕事上の資料として購入した品は、知事を辞職したら誰の物か?”ということ。
仕事で使用するのであれば会社の備品と同じですから、購入した美術品なども東京都に所有権があります。
であれば購入方法や購入内容については知事の権限で決定すればいいので、何ら問題にはならないと思います。
しかし、政治資金で購入した品が、辞職した後に個人の資産となるようならば、例え法律・条令で規定がなくてもダメでしょうね。
モラルの問題としてね。
たぶん、自分の物に出来ちゃうのかな~。
美味しい商売だ、政治家って。
それから旅行のホテル代や飲食代を政治資金から出している問題。
これもアウトでしょうね。
初めから会議をするためにホテルを予約したのであれば情状酌量の余地はありますが、そこに家族を宿泊なんてさせないでしょう。
当然、単なる家族旅行が目的で、何らかの事情でホテルにて打合せが行われた。
仕事でも使ったから政治資金で、という流れ。
う~ん、これなら何でも出来ちゃうね。
第一、急な打ち合わせが無ければ自腹で払ってたわけでしょ?
本来なら自腹で払うものを、仕事にかこつけて経費にしてしまう。
その経費は税金。
セコい話だよな。
毎日の食事だって健康でなければ仕事に差し障るから良い食材を、突然誰に会うか分からないから普段の洋服もブランド品を。
ホテルのスウィートルームや飛行機のファーストクラスとかも、普段からの政治資金の使い方が出てしまったんでしょうね。
一事が万事。
そんな感じでしょうか。
それから一番ダメなのは、返金します、というやつ。
おいおい、それじゃ万引き犯が「金を払えばいいんだろ!」とか「返せばいいんだろ!」とか言ってるのと同じだもの。
開き直りでしかありません。
東京都のトップの発言、行動としては失格でしょう。
確かに万引きは犯罪で、政治資金の不正使用は法律上、問題ないのかもしれない。
でも、お金を返すと言った時点で同じですわ。
モラル上、不正と言われるような使い方だと認識していたのでしょうからね。
こうやって考えると、湯河原へ毎週のように車で行っていた事なんて、可愛いものじゃん。
と、まぁ奥さんと話をしていたわけです。
「ホント、政治家ってヤツはけしからん!」
「ホントだね~。」
「俺たちの血税をこんな事に使うなんて許せないな!」
「・・・はい?何で?」
「だってそうだろ?」
「私達、埼玉県民だよ?」
「・・・!!」
いや~、衝撃が走りましたw
そうです、今年から埼玉県民になっていたのでした。
ある意味、全く関係の無い話。
この瞬間、政治資金不正使用問題には興味がなくなった我が家でしたw