今朝のとくダネで、アメリカの学校にある人工芝に発ガン性があるのでは?というニュースがありました。
それは、人工芝のクッション材として使われている黒ゴムチップ。
廃タイヤの再利用として、細かく裁断したタイヤを人工芝に敷き詰めているそうです。
その黒ゴムチップに発ガン性物質が含まれているとか、いないとか。
サッカーなでしこJAPANの試合でも、たまに人工芝のグランドを使用してますよね。
身体中にゴムチップがついてるのを見たことがありませんか?
このゴムチップに発ガン性物質が含まれてるみたいです。
アメリカの若いサッカー選手、それも地面に顔を近付ける頻度が高いゴールキーパーにガンの発症が多いとのこと。
これが本当なら大変なことです。
人工芝の問題ではなく、タイヤに含まれる物質に発ガン性があるなら、世界中が発ガン性物質で溢れてることになります。
先進国では自動車の普及率も高く、道路の、舗装率も高い。
毎日、たくさんの車が走ってる。
タイヤを削りながら。
アスファルトで削られたゴムはチップなんかより細かく、空気中に飛散されて、呼吸とともに肺に取り込まれます。
このゴムのカスに発ガン性物質が含まれるとしたら?
日本人の二人、ないし三人に一人はガンで死亡する時代です。
これは医療の発達により長生きするようになったからとか、ガン検診が浸透したからとか、全く違う理由が挙げられでいますが、実は違うかもしれませんね。
経済成長とともに普及した自動車。
トヨタに代表される、日本経済の中心にある自動車。
たとえ自動車のタイヤによりガンの発症が増えているとしても、そんなことは誰も言えないのかもしれない。
まあ、三菱自動車が25年も前から消費者を騙し続けてきたことを考えたら、「そんなこと、あり得ない!」なんて言えないよね。
現在のところ、黒ゴムチップと発ガン性との因果関係は証明されていませんが、アメリカ政府を始め、様々な検査機関が調査に乗り出したようです。
日本では人口芝による健康被害は報告されていないので、実際のとこは分かりませんが、こういう問題は早めに対処してほしいものですね。
世の中、便利になるのはいいけど、経済の発展が人間の健康の犠牲の上に成り立っているとしたら、発展する意味ってなんだろう?
そんなことを考えさせられた、とくダネでした。