今日は仕事で思ったことを素直に書き留めておきたいと思います。
8月13日、お盆ですね。
東京は7月13日から16日までがお盆であることが多いのですが、地方へ行くと8月13日から16日までがお盆。
11日の帰省ラッシュは凄かったです。
さて、最近では日本人の先祖に対する供養の心が無くなっていると言われています。
先日のラジオでも、リスナーアンケートでお盆にお墓参りに行くか?という問いに、約45%くらいの人がお墓参りに行くと答えていました。
これが多いのか少ないのかは意見が分かれますが。
リスナーの年代が比較的若い番組なので、実際はもっと多くの方がお墓参りに行っていると思います。
わたしの仕事は石材店勤務で、今日は東京のとある霊園で待機していました。
普通、お彼岸の時期は凄い数の方がお墓参りにきて、それはそれは大混雑です。
年2回、春と秋のお彼岸時期には毎年繰り返す、恒例行事みたいなものです。
で、お盆。
7月もそうでしたが、今年のお盆の人では今までにないほど、お墓参りに来る方が多いです。
今日もお参りして帰る車で、霊園の出口が大渋滞してましたからね。
この業界でお世話になって、13年が経ちますがここまでお盆に混雑したのを見るのは初めてじゃないかな?
ほんと、お彼岸かと思いましたから。
仕事的には全く忙しくは無かったのですが、「ご先祖様を供養する気持ちがまだまだ残っていたんだなぁ。」と感じられて、安心するとともに嬉しい気持ちにもなりました。
でも、ここでこんな風に思う人もいるのでは?
「どうせ、年寄りばかりじゃないの?」
その気持ち、分かります。
この業界に入ったばかりの頃、わたしもそんな気持ちでしたからね。
でもね、意外と若い人も大勢、お墓参りに来ているんです。
だってそうでしょう。
今、あなたのご両親やお子さん、大切な人が亡くなったとして、「お墓参りなんて辛気臭いよ!」なんて言葉、出てきます?
誰だって大切な人のために、少しくらいお墓が遠くてもお墓参りにやってきます。
結構、小中学校に通うくらいのお子さんを連れた方もたくさんいらして、小さい頃からこういう風習に触れていれば、大人になっても忘れることはありません。
この繰り返しが、日本の良き風習を後世に伝えていくんだと思うと、わたしの仕事もなかなか世のため人のためになっていると思えて、ちょっとだけ胸を張りたくなります。
お盆は16日まで。
明日から平日なので、お墓参りに行けない人もいると思います。
そんな方は、心の中で手を合わせて、感謝の気持ちを念じるだけでもいいと思います。
え、わたしですか?
心のなかで亡き父に感謝を伝えます。
仕事ですからw