女性に多いと言われる毛孔性苔癬(毛孔角化症)。
いわゆる、二の腕やヒップ周りに出来るブツブツです。
これで悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
何を隠そう、わたしもこのブツブツに悩まされた一人なんですが(といっても男性なので、あまり気にしてはいませんでしたが)、現在ではかなり改善されました。
その理由について考えてみたので、まとめてみたいと思います。
毛孔性苔癬(毛孔角化症)とは
この毛孔性苔癬(毛孔角化症)とは、二の腕や背中、お尻周りなどに出来るブツブツで、皮膚疾患の一つです。
毛穴に皮脂や角質がつまることで、皮膚にブツブツとした発疹のようなものが出来る病気です。
正確には発疹ではなく「丘疹」と言うそうですが、毛穴に角栓が出来ることで盛り上がり、ブツブツした感触になってしまいます。
色も薄い茶色なので、ぱっと見た感じではソバカスのような感じでしょうか。
特に健康上、問題になる症状があるわけではないので、そのままでも問題はありませんが、肌が露出するシーズンなど、見た目的には好ましくないと思う女性も多いでしょう。
わたしの場合には、二の腕とお尻周りに出来ていて、入浴時などに気になってはいました。
しかし、先日ふと感じた肌のスベスベ感。
あれっ?とよく触ってみると、ブツブツがほとんどありません。
一体なぜ?
考えられる理由は?
いつ頃からブツブツが無くなっていたのか分かりませんが、新居での生活が始まってからであることは間違いありません。
1年前に引っ越してきてからの変化、それも身体的な影響面において考えると
・スポーツジムに通い始めた
・プロテインを飲んでいる
・コレステロールの薬を飲み始めた
・しばらくDHA&EPAのサプリを飲んでいた
などでしょうか。
それぞれを検証するには更なる時間が必要なので、あくまでも仮説でしかないことを申し上げておきます。
まず、毛穴の角栓から考えて、皮脂、汗というものが考えられます。
皮脂、汗というのは肝臓で作られるものではありませんから、コレステロール薬の影響は考えにくい。
ましてコレステロール薬は飲み始めて、それほど時間が経過しているわけでもありません。
プロテインに関しては、毛そのものが太くなる影響はありそうですが、脂質ではなくタンパク質であることからも、どうやら除外出来そうです。
残るは2つ。
スポーツジムとDHA&EPAです。
DHA&EPAサプリの影響
DHA&EPAは油です。
角栓の原因が皮脂であるとすれば、油の質によって角栓の出来方が変わってくることは考えられます。
普段の食生活で摂取する油の質をよくすることで、このような角栓が出来にくくなることはあり得るかもしれません。
特に、このDHA&EPAといった油は魚に多く含まれ、常温で固まらない性質があります。
低温の水中に住む魚にとって、油が固まってしまっては死活問題ですからね。
そういう点で考えると、DHA&EPAを多く摂取することで、皮脂にも影響を及ぼし角栓が出来にくくなった。
そう考えるのもアリかと。
現在はDHA&EPAの摂取を中止しているので、今後二の腕のブツブツが復活したら、この仮説が実証されたことになります。
スポーツジムの影響
毛穴に余分な角栓がたまってしまうということは、新陳代謝が足らないと考えることも出来ます。
現代人は身体を動かす機会が減り、また空調設備の充実から汗をかくことも少なくなりました。
しかし、5ヶ月前から通い始めたスポーツジム。
週に3~4回ほど通っていますが、有酸素運動とワークアウトにおける発汗量は凄いものがあります。
サウナのような熱があるわけでもない状況において、前腕や手の甲にまで汗をかく。
これは、かなり毛穴が開いている証拠でしょう。
このことで、詰まっていた角栓が少しずつ解消されたと考えることもできますね。
それと、体を動かしている関係で二の腕やお尻周りはウェアと擦れる状態にあります。
お風呂に入りナイロンタオル等でゴシゴシと強くこすっては逆効果ですが、毛穴が開いた状態で自然な力でウェアに擦られる。
そのことで角栓表面が削られ小さくなることで、角栓自体が減っていったとも考えられます。
二の腕ぶつぶつまとめ
正直、かなり無理がある素人考えかもしれません。
しかし、事実として、わたしのブツブツがここ1年で自然に解消されたわけです。
そして思い当たる節が2点だということ。
個人的にはスポーツジムに通うことで新陳代謝が活発になったおかげだと思っています。
DHA&EPAを中止した影響については、今後の状況を見守る必要がありますが、とりあえず二の腕のブツブツに悩みつつ、最近運動不足だなぁと考えているなら、スポーツジムに通ってみるのもいいかもしれませんよ。
以上、「二の腕のブツブツ解消にはスポーツジムが有効かもしれない話」でした。