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いっきblog

アラフィフにして、ようやく人並の生活を手に入れた人生やりなおしブログです。若者よ!こんな大人にならないように!

カジノは高級料亭、パチンコは牛丼屋だからカジノが出来てもギャンブル依存症には関係ない

パチンコ・パチスロ・ギャンブル

 

いよいよ「統合型リゾート(IR)整備推進法案」(カジノ法案)が動きだしたようですね。

カジノが出来ることで様々なメリット・デメリットがあると思いますが、日本のイメージに与える影響や治安の悪化などの点はさておき、ギャンブル依存症の問題について考えてみたいと思いますが、最初に言っておきます。

ギャンブル依存症=パチンコ依存症だということ。

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日本のギャンブル依存症は世界でもトップクラス?

厚生労働省の昨年の調査によると、日本における成人人口に対するギャンブル依存症の割合は約4.8%、なんと536万人にのぼるとか。

海外の同様の調査では、米国:1.58%、香港:1.8%、韓国:0.8%など。

ずば抜けて日本人のギャンブル依存度が高いことが浮き彫りになりました。

が!

よく考えて欲しいのは、日本をはじめ世界中のお国事情はそれぞれ違うということ。

アメリカに雀荘がありますか?

それを抜きにしてギャンブル依存を語ってはダメです。

日本のギャンブル特殊事情

日本にはなんといってもパチンコがあります。

まぁ、無人駅のような場所では難しいですが、都内のほとんどの駅前には大なり小なり、パチンコ店があります。

わたしが利用する駅にもパチンコ店が3店舗あり、仕事帰りや買い物ついでにいつでも遊ぶことができる環境となっています。

パチンコ店には18歳未満は禁止という入場制限はありますが、それ以外については制限はなく、誰でも遊ぶことが出来ます。

また、パチンコは麻雀のように決められた人数が必要なわけでもなく、開店時間内であれば何時でも遊ぶことができる。

競馬や競艇、麻雀などとは違い、非常に手軽にギャンブルを楽しめるパチンコという環境が、日本には整っているのです。

日本のギャンブル依存症の多くはパチンコ依存症

昔のパチンコ店は鉄火場でした。

もちろん、女性客だってほとんどいません。

それにくらべ現在のパチンコ店を見てみると、お客さんの半分以上が女性客の場合だってあります。

逆に、競輪・競艇などのギャンブルに女性客がどれくらいいますか?

公営ギャンブルのCMをテレビで見ることがありますが、それだけイメージアップ戦略を駆使しても女性客の取り込みは難しく、結局は昔と変わらないのが実情でしょう。

要するに、パチンコにおける女性客の増加が日本のギャンブル依存率を高めているといえるわけですね。

ということは日本のギャンブル依存症のメインはパチンコであると言うこともできるわけです。

カジノは高級料亭、パチンコは牛丼屋

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仮にカジノが出来たとしても、お台場など特別な場所にしかできないでしょう。

統合型リゾート(IR)とあるくらいですから、観光産業として経済活力の一環として考えられているためです。

ホテルやらアミューズメント施設、ショッピングモールなどとの複合施設となるわけです。

決して、地元の空き地にカジノは出来ません。

さて、お台場にカジノができたとして、どのくらいの頻度で遊びに行きますか?

それも超巨大なレジャー施設で、華々しく装飾された眩い光に満ち溢れた場所。

恐れ多くて普通の人は行きませんよね。

そういった場所は特別な時、特別な人と遊びに行く場所で、普段行くような場所ではありません。

カジノは高級料亭で、パチンコが牛丼屋というのはこういう理由からです。

いつも牛丼屋とかラーメン屋とかで食事をしている人間が、普段の生活の中で高級料亭に通うことなんて非現実的でしょう。

ましてや、総合アミューズメント施設として入場料でも徴収してしまえば、わざわざギャンブルのためにカジノへ通う人なんていないでしょうね。

カジノは高級料亭に普段から通えるような、お金持ちの遊びです。

それに比べパチンコは、牛丼屋に通う庶民の生活レベルで遊べてしまうところに恐ろしさがあるのです。

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ギャンブル依存の問題はギャンブルそのものではない

例えば宝くじ、これだって立派な賭け事です。

年末になれば年末ジャンボ宝くじを求める人で溢れます。

みんな、何億円ものお金を夢見て、宝くじを買うわけです。

でも宝くじはギャンブル依存症の対象でしょうか?

世界中には多くのギャンブルがあり、確かに依存症の問題はありますが、それはギャンブルそのものに原因があるのでしょうか。

それよりも、生活環境や社会情勢、家庭の問題や景気の問題など、そういった様々な状況があってギャンブルへと進んでしまうのではないでしょうか。

何故ギャンブルにハマるのか

人は非日常的な環境に置かれると、精神的に興奮したりして快楽を感じます。

そういった環境を「体感」してしまうと、五感で快楽を感じ、覚えてしまうのです。

わたしの場合、かつては競馬もやっていましたが、インターネト投票をするようになり競馬をやらなくなりました。

何故でしょうか。

それは面白くないからです。

人間はどんなにテクノロジーが発展しても、結局は原始的な部分からは逃れられません。

電子書籍が普及しても紙の本の良さは無くならないし、競馬にしても紙の馬券なしには面白くないのです。

人が夢中になるのは、そこに「体感」があるからで、無機質なものには感動しないんです。

家に閉じこもり、テレビゲームでパチンコを遊んでいて、どこが面白い?

そういうことです。

パチンコ依存症の怖さ

ギャンブルと言えば公営ギャンブルや麻雀などがあります。

公営ギャンブルにおいては開催場所が限定されていて(カジノもそうでしょうね)、開催日程も限定的です。

そのため依存症になるまでのステップが多く、途中で脱落する人も多いため、依存症の人数もそれほど多くはなりません。

また麻雀についてはゲームのルールを理解していなければできませんし、雀荘に入る場合には他人とゲームする恐怖があり、普通の人が依存症になるケースも少ないでしょう。

それに比べパチンコはどうでしょう。

お店に一歩、足を踏み入れれば、そこは夢空間、非日常の世界が広がります。

台に向かえば自分一人の世界。

大当たりがくれば眩い光と高らかなファンファーレで祝福してくれる、至福の瞬間。

ましてや、女性でも入りやすい店内や、1,000円から遊べる遊技場とくれば、他のギャンブルに行けない層は、パチンコへ流れてくるのは自明の理。

そうやって一般人を多く取り込み、巨大産業へ発展していったのがパチンコ産業です。

カジノ法案が成立したら

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このように考えると、カジノ法案によりギャンブルに対する法規制を整理し、その中にパチンコを含めることがギャンブル依存症解決の近道だということです。

もともと、パチンコをギャンブルではなく「遊技」だと位置づけていることが問題で、そのため風営法の範囲内で制限されるだけで、賭博罪に引っかかることがありません。

このような状態は現実と照らし合わせた場合、不合理といえ、いち早く法整備をするべきだと思います。

その意味でも、今回のカジノ法案はギャンブル依存症解消の第一歩になるのではないでしょうか。

以上、「カジノは高級料亭、パチンコは牛丼屋だからカジノが出来てもギャンブル依存症には関係ない」でした。

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