中年になり、ポッコリお腹となっていたため、ジーンズから遠ざかっていたんです。
だって、ウェスト部分に贅肉がポテッと乗っかっている姿はカッコ悪いからね。
しかし、ダイエットでお腹まわりも多少はスッキリしたので、もしかして?と久しぶりにジーンズを履いてみました。
ちょっと苦しいけど、身体にフィットする501。
少し懐かしい気持ちになった。
そんなお話。
まだ若かりし頃、それは高校時代まで遡ります。
当時、尾崎豊の影響もあり、わたしにとってジーンズといえば、リーバイス501。
白いヘインズのTシャツ(赤ラベル)にリーバイス501、それに白いコンバース。
冬にはカーキ色のMA-1を重ねる。
シンプルでありながら、なんとも言えないカッコ良さがありましたな。
ま、誰もが通る道ですね。
リーバイス501の中でも、洗う前の状態(ノンウォッシュ・リジット)で購入するのがツウみたいなことを雑誌で読んで、ガチガチの501を履いたまま風呂に飛び込んだ思い出が甦ります。
洗濯すると生地が縮むのですが、履いたまま水に入ることで、自分の身体にフィットするように縮むとか。
ただ製法の問題なのか、このリジットの場合には縮みが入ることで右だったか左だったか、片方がよじれるんですよね。
サイドの縫い目が足元では正面にくる感じです。
そんな一筋縄ではいかなリーバイス501ですが、当時は「ジーンズを洗ってはいけない」というほどファッションに興味があったわけでもなく、普通に洗濯機で洗ってました。
ガシガシ洗ってガシガシ履く。
そんなジーンズとの付き合い方でした。
そのジーンズに合わせるのがヘインズの赤ラベル。
本来は単なる下着でしかないのですが、その着心地が素晴らしく、T-シャツとして使用していました。
コットン100%なので、襟元などがヨレヨレっとしてしまいますが、そのヨレ感がカッコ良いんですよね~。
ちなみに、シャツの裾はジーンズに「シャツイン」してくださいね。
シャツインしないでいると、襟元のヨレ感が単にだらしない感じになってしまいます。
襟元をくずして、お腹で〆る。
そんな感じでしょうか。
ただし、ベルトはご法度です。
このスタイルはシンプルであることが一番重要なので、ごついバックルの皮ベルトなんてしては台無しです。
リーバイス501自体、股上が短く、腰で履く感じですからベルトの位置が下の方になり、中年のお腹ばかりが目立ってしまいますしね。
そして足元はコンバースのハイカットです。
色は白。
一番上まで紐を通さず、しかしハイカット部分を折り返すこともしません。
ここは無造作にしておきます。
ただ気になる点も。
ヘインズにしてもコンバースにしても、昔に比べて貧弱になってませんか?
生地が薄くなったというか。
昔はもう少し、しっかりした作りだったように記憶しているんだけど、思い過ごしでしょうかね。
為替レートの問題もあるとは思いますが、30年前と価格が変わってないと思うし。
だってコンバースはバスケットシューズだったわけで、現行のようなペラペラな作りでは使い物にならないでしょう。
ヘインズにしても、もう少し生地が厚かったような記憶なんですよね。
ちなみに高校生当時、コンバースの迷彩カラーが発売されて好きだった記憶もあります。
白と迷彩の2カラーがわたしのコンバース。
高校生の頃は、ほとんどこの格好で過ごしていましたね。
でもね~、このファッションは体型がものをいうというか。
今のわたしでは無理でしょうね。
でも、501がなんとか履けたわけですし、フィットネスジムにも通うし、昔を思い出して着てみようか。
そう思うわけで有ります。
納得のスタイルになった暁には、誰も見たくはないけれど、ここで発表したいと思います。
以上、思い出話でした。