ついに年貢の納め時。
NHKの調査員?がやってきました。
社会に出て30年近く、今まで契約することなく過ごしてきたのですが遂にNHKと契約してしまいました。
ちょっと残念。
そんなお話です。
ピンポーン!
「誰か来たよ?」
奥さんが呟きます。
ちょうどバレーボール中継を見ていた時、突然の訪問者が。
モニターで確認するとスーツを着た営業マン風の男性がいます。
「どなたですか?」
「NHKです~。」
・・・来たか。
今まではアパートだったので、誰かが訪ねて来ても居留守を使ってたため、NHKさんと接触することがありませんでした。
30年近い年月の間に2回くらいでしょうかね、戦ったのは。
しかし今回は最初から負け戦。
だって玄関脇の大きなサッシから見えるのは42型のテレビ。
生中継のバレーボールが放送されているじゃありませんか。
玄関へ至るためには、テレビが丸見えのサッシ前を通るので、証拠は押さえられています。
「まだご契約されてないようですが?」
「はい・・・」
「お願いします!」
「はい・・・」
その日に限って、雨戸を閉めるのが遅かったんだよね。
いつもなら午後7時前には雨戸を閉めているのに、最近は日も長くついつい閉めるのが遅くなる。
油断大敵でした。
まぁ、NHK受信料を払う事に対して拒絶するつもりは無いので構わないんですけどね。
確かにNHKには様々な不祥事があったり、やけに年収が高いとか色々と言われています。
だからといって受信料を払わない理由にはならないし。
実際、NHKは見ないといっていても1年間で1秒も見ない人は皆無でしょう。
ニュースを見るならNHKだし、年末は紅白歌合戦だってあります。
朝ドラだって大河ドラマだって見るでしょう。
特に最近の朝ドラは人気が高く、若手の役者さんの登竜門的な感じ?
日本中が”じぇじぇじぇ!”と叫んでいたくらいだから、何だかんだ言ってもみんな見てるんでしょう、NHKを。
それにNHK受信料って、思っていたほど高くないんだよね。
我が家の場合、衛星契約ではなく地上契約です。
衛星放送を見ることが出来るテレビですが、衛星放送を受信できるアンテナがないもので。
我が家を購入した際には2階のベランダに、いわゆるパラボラアンテナが付いてたんですが、型も古く撤去してしまいました。
そのため地上契約。
今回は2か月毎の口座振替での支払いにしました。
受信料は2か月で¥2,520
1か月あたり¥1,260となっています。
新聞取るより安いですね。
NHKの番組でないと見れないような映像もあるし、歳を重ねるたびに民放よりもNHKを見る頻度が高くなっているのも事実。
何年もかけて撮影する大自然の映像なんて、NHK以外ではなかなか見れない。
そういう意味で考えれば、この程度の金額なら安いもんでしょ。
さらに私が住んでいるエリアは自衛隊の基地が近くにあり、聴取障害が起きます。
要するに飛行機の騒音でテレビの音が聞きにくいということ。
そのため防衛省では”飛行場等周辺のNHK放送受信料の補助制度”というものがあり、NHK受信料に対して補助金が出ます。
その金額が1か月あたり¥582です。
トータルで見ると1か月あたりの受信料は
¥1,260ー¥582=¥678
となります。
しかし、この補助制度の適用エリアがギリギリで、我が家は線引きされた道路から30m位の立地。
たった道路1本で582円。
ちょっと不公平な感じもしてしまいますね。
この補助制度の助成対象区域は防衛省のホームページで見ることが出来ます。
防衛省・自衛隊:飛行場等周辺のNHK放送受信料の補助制度について
手続きの方法などについても詳しく書いてありますが、実際はNHKへ委任する形となるので、NHKから届く書類に必要事項を記入して出せば大丈夫でしょう。
ちなみに、最近はNHKと契約してもNHKステッカーは貼らないそうです。
昔と違って1軒1軒集金するわけではないので、目印は不要のようですね。
ということでNHKと受信契約を結んでしまったわけですが、こうなったら目一杯NHKを楽しんでやろうと思います。