あなたの周りにもいませんか?
虚言癖のある人。
仲間内での会話を円滑に進めるため、多少話を盛ってしまうのは仕方がないですよね。
誰でも経験があるでしょう。
でも、仕事で嘘をつく人ってダメ。
それなのに意外といるんだな~、そんなお話。
その人に違和感を覚えたのは初めての忘年会の時。
営業成績はわたしより断然上で、営業内でトップだった。
それなのに忘年会で、何故かわたしをヨイショするんですよ。
こっちは何もしてないのに「君のおかげで今の僕がいるんだよ。」とか「君がいなければ辞めてたよ。」とか。
気持ち悪っ!
ちなみに、わたしより5歳も年上。
その時に悟りました。
こいつ、嘘つきだね、と。
それからというもの、気持ち的に少し距離を取るようにしながら観察するように。
すると、いろんな場面で都合のいいことばかり話してる。
あっちでAと言いながら、こっちではBという。
初めは単に都合のいいことばかり言ってる、適当なヤツという感じだったんです。
それが実は違うんじゃないかと。
ある時、先輩に自分の担当顧客を取られたとかで、かなりの言い合いになったんです。
「例え先輩でも間違っているものは間違っている!」なんて言ってました。
でも、その後、わたしの担当顧客を平気で横取りするんです。
そのことを追求すると「だったら成績を返そうか?」なんて言う始末。
呆れて何も言えませんでした。
こういう人は言葉が巧みで、初めのうちは「いい人」のように周りと接します。
だから、問題が起こるまで気が付かない。
「彼は嘘つきだから気を付けな。」と言っても誰も信じなかったですから。
逆に「あいつはひがみ根性で俺の悪口ばかり言ってる。」なんて言われます。
気を付けましょう。
ある時、適当なことを言っていると追求されたことがあったんですが、本人は本気で「嘘なんて言ってない!」と。
論理的に彼が言っていることは破綻しているんですが、ああいえばこういう状態で堂々巡り。
結果として、周りが根負けしてしまったという。
そういう事がありながら、それすらも「自分ばっかり責められる」と言って回るような人です。
こういう人って、嘘を嘘だと思ってない。
常に自分が正しいと思っている人なので、その自分が言う言葉に嘘なんて無い。
つじつまが合わなくても関係ないんです。
嘘とかじゃなく、自分は正しい事を言っているから間違ってない、という論法ですね。
こういう人は人との付き合い方も「敵」か「味方」かになりがちで、表面上はどんなに仲が良さそうにみえても、裏では罵詈雑言です。
そういうことって自然と耳に入ってくるので、結局誰も彼のことを信用しなくなる。
そして孤立していきます。
でも、それを他人のせいにする。
悪循環ですね。
何だろ?虚栄心が強すぎるのか、精神的な病なのか。
とにかく自分と他人を比較して「上」か「下」かを病的に気にする。
「下」だと分かると徹底的に見下し、攻撃する。
「上」だと分かると徹底的にひがみ、陰口を言う。
虚言癖がある人が、みんなこういう人だとは思わないけど、実例から考えると全部繋がっている気がするね。
人間だから、多少はこういう面があることは分かってるけど、あまりにも極端な人の場合には近寄らないことが一番ですね。
こういう人がいると仕事でも面倒なことが起きます。
当然、取引先でも同じ調子だから付き合いも疎遠になるし、会社の立場も悪くなる。
結局、周りの人間が頭を下げて回るハメに。
何とかなりませんかねぇ・・・
こりゃ、愚痴ログになっちゃった。
社会に出たら、こんな人とも一緒に仕事しなければならない状況だってあります。
そんな時は、とにかく一定の距離を保ち、決して近づかないようにしましょう。