こんな事、言っちゃうと怒られちゃうかな?
ダメな奴はダメなんだよな、結局。
ここで言うダメな奴って、人の言うことを理解しないヤツという意味ね。
いや、ちょっと違うか。
聞く耳を持たないヤツだな。
そんなお話。
これ、高校生の頃に数学の先生に言われた名言。
「頭のいい奴は一度言えば分かる。普通の奴は二度言えば分かる。どんなバカでも三度言えば分かる。それでも分からない奴はダメ。」
学校の教師が言っていい言葉じゃないけど、何となくストンと腑に落ちた言葉。
仏の顔も三度まで。
まったくその通りですよ。
あと、こんなことも言ってたな。
「自分はやればデキる子、なんて勘違いしているバカがいる。しかし、やらないのもそいつの才能だから、やらない時点でデキない子なんだ。」
おぉ、その通り!
わたしは、やらない才能についてはピカイチでした。
でさ、大人になって分かったことがある。
周りから評価される人ってのは、周りの言葉を聞く耳を持っているってこと。
逆に、評価されない人は、誰の言葉にも耳を貸さない自分勝手な人だね。
詳しく説明すると、人からアドバイスを受けた際に、その言葉を自分の中で消化して、その後に活かすことが出来るかどうか。
でも、その場では真面目にアドバイスを聞くものの、結局そのアドバイスの意味を理解しない、または出来ない人が多い。
1年以上、クドクドと同じことをアドバイスしていたのに、結局アドバイスを理解しないでトラブルを起こす。
「だから言ったでしょ!」
何度、同じ言葉を言ったか分からない。
これって、自分の価値観しか理解できない人に多い。
変なプライドというか、柔軟性に欠けるというか。
前のログにも書いたけど、この傾向って年配の人に多い。
今までの仕事に対する経験、自信、プライドが邪魔をして、人のアドバイスに耳を貸すことが出来なくなってるんだな、きっと。
こういう人って、結局同じ失敗を何度でも繰り返す。
結果として評価されないんだけど、その評価されない理由を理解できないから、ますます周りの理解を得ることができず、その内に誰も何も言ってくれなくなるという、負のスパイラルに落ちるんだなぁ。
会社において仕事が出来る人の定義は色々だけど、最終的には全体の調整能力が高い人が評価される。
まぁ、日本的なんだけどね。
確かに営業能力が非常に優れている人もいるけど、それだけじゃダメなんだよね。
そんなものは単なる道具でしかなく、道具しか持たない人は上には行けない。
多くの人の意見をちゃんと聞く事ができて、仕事や人間関係の調整をうまく行える能力を持つ人材が、最終的には必要になってくる。
もちろん、それだけじゃダメだよ。
それなりに仕事も出来なきゃね。
会社において、様々な価値観を理解して、自分に無い物をどんどん吸収していくことが出来るようになると、デキないヤツという烙印は押されない。
成長する姿を見せることが出来れば、今後も期待されるし周りからの評価も高まる。
逆に、どんなに仕事が出来ても成長する伸びしろがない人材は、結局そこまで。
じゃあ、どうやったら評価される人間になれるのか。
それは様々な多様性を理解すること。
人が10人いれば、10通りの価値観があって、その多様性を理解できるようになることが大切だよね。
そうすれば柔軟性も出てくるし、人の言うことをしっかりと理解することが出来るようになる。
そのためには様々な価値観があるということを知らなければならない。
一番、良い方法は「本」を読むこと。
わたしの持論として「本を読まないヤツはバカ」というのがあって、今までに「バカだなコイツ」と感じた人はだいたい本を読まない。
というか、若い頃に本を読んでない。
やっぱり若いうちに本をたくさん読んでいる人は、勉強が出来るという意味ではなく、本当の意味で頭がいいですよ。
まぁ、本をたくさん読んでいれば「国語」は出来るようになるし、「国語」が出来るようになれば、他の教科も成績が上がると思うよ。
だって問題を読んでも、問題の意味が分からない人も多いからね。
だから、今、仕事で行き詰ってる人はどんどん本を読みましょう。
本を読んで、地力を高めていくことが、地道ではあるが最短の道だと思う。
そうやって地力を高め、ダメな奴のことも理解するようにすれば、変なストレスでツラい思いをすることも無くなります。
そんなお話でした。
ちなみに、本を読む時は電子書籍なんてのは止めようね。
漫画とかハウツー本とかなら構わないけど、出来るだけ本物の本を読むようにした方がいいと思うよ。
その理由はコチラに書いてますので、よろしければ読んでください。