渡鬼って、面白い?
わたしの意見としては「どこが面白いのか理解できない」のが正直なトコなんだけど、奥さんは好きなんだよね~。
視聴率もそれなりに高かったんでしょうね、あれだけのシリーズがあるわけで。
ちなみに「渡鬼」が好き!と思ってる人って、どんな人なんだろう?
ふと考えてみた。
渡鬼の主人公は「幸楽」の「五月(さつき)」と、その父である「岡倉大吉」なんだけど、基本的には何でもない日常を描いている。
それぞれの家庭での出来事を普通に描いているだけなので、何が面白いの?という印象しかないんだよね。
それでも、奥さんは夢中。
奥さん曰く、「そのクソつまらない日常を面白く描いている」ような事を言うけど、理解できないわ。
でね、思ったの。
これは個人差ではなく、男女差なのかも?って。
「渡鬼」のターゲットは主婦層であって、一般向けではないんじゃないかな。
どう考えても、出てくるキャラクターは女性が中心だし、男性はその女性に花を添える脇役でしかない。
岡倉大吉は四姉妹の父親という設定である以上、中心人物ではあるんだけど、それ以上に四姉妹の方が話題の中心だもの。
幸楽サイドにしても五月を中心に、姑や小姑の話が強く、どう考えても様々な家庭の女性を描いているよね。
だから女性の心を掴んで、長いシリーズものとして人気があったんだろうね。
わたしとしては、あの独特の言い回しとかが面倒くさいのと、意味のない長セリフが面倒くさいので好きになれない。
「そんな道理ないもの!」
なぜか多い「道理」という言葉。
橋田寿賀子さんの年齢的なものなのか、あえてそうしているのか分からないけど、あまりにもデフォルメされた家庭像なので、男性のわたしからしたら白けてしまうのよね。
でも、ああいうドラマを女性が好きだというのであれば、男性はもう少し女性のことを理解しないとだめだな。
ある意味、女性の日々の欲求不満をぶちまけたような内容でもあるわけで、そこに共感しているということは、実生活でも同じような不満を持っている可能性が高いということだよ?
熟年離婚の原因がここにアリ!
世の中のご主人、注意してくださいな。
ん?
そう考えると、わたしの奥さんも欲求不満が溜まっているのかしら?
そう思ってしまうんだけど、決して、いやたぶん、そんな事はないと信じたい。
我が家はかなりの仲良しで、いつも手をつないで外出するような夫婦。
お互い、四十路ではあるものの、円満夫婦ですよ。
おっと、少し自慢が入ってしまいまいたね。
まぁ、夫婦仲良く頑張りたいものです。